手に乗るオオルリオサムシの写真
手に乗るオオルリオサムシの写真

今日は、近所のカフェを二軒ハシゴした。僕はタバコは吸わないのだけど、近頃通っているカフェは正直匂いはキツめ。

でもお客さんの雰囲気がよく、空いているからよく利用させてもらっている。

最近は構造色について執筆している。

構造色にも色々あって、例えばCDは、CDの表面にある微細な溝が光を干渉させ、虹色に光る。オサムシの翅の場合は凹凸の他に、幾つもの薄い膜が重なっているのが特徴だ。

こちらの写真は、2023年のもの。

千歳にオサムシがよく歩いている河川を見つけて、その河を背景に手に乗るオオルリオサムシのオスを撮った。

OM-1のJPEGで撮影したのちにレタッチしたので若干ノイジーだが、オサムシの色は自然な色が出た。

手に乗るオオルリオサムシの写真
手に乗るオオルリオサムシの写真

背景の色はあまり忠実ではないが、ストロボも使わずに森の中で撮影したのだから、あまり文句を言ってはいけない。この森の暗さで、JPEGでここまで色再現ができること自体が素晴らしいのである。

言っておくが、オサムシはゴミムシに近縁なので、彼らを手に乗せるととても刺激的な匂いを放つことがある。やめた方が良いことは間違いないのだが、僕はこんなに美しい生き物が数センチのサイズ感で目の前を歩いていたら、どうしても手に乗せたくなってしまうのだ。

撮ろうと思って撮影したと言うよりは、手に乗せてから、結果として撮ることを思いついただけだ、ということをしっかりとご理解いただきたい。それでもどうしても触れてみたいという同類の方は、どうぞ思う存分に。地面からオサムシをひょいとつまみあげてみたら良いと思う。

投稿者 高橋 レオ

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